どこか遠く逃避行 知らない街に 窓から流れる景色 少し泣けるバラード 私の鼻歌と 混じり合うあなたの声がする 何回消えても思い出す匂い 愛おしい、教えてくれたのはあなた 星のない夜を抜け出して 暗闇の中で目を凝らし追う 居場所のない私にとって あなたの傍だけは安らげる 気がしているの 少し湿った空気が 私の頬かすめる 何故だか切なくなる 雨と混じり合う色 流れる水がかき消した 私の鼓動がする 星のない夜を抜け出して 静けさと一緒に溶け込んでいく 私の震えるこの手を掴んで 離さないで 私が歩む道を 見失わぬように