窓の向こう、 流れ星をなぞっては夢うつつ 僕は降りる駅を忘れてただ 見つめてる 手を合わせ、 空っぽの祈りを飲み込むように 生きるだけ、それだけの僕は 何ひとつ描けないまま、星を辿る 変わることも失うことも この手ですべて書き残せたなら 少しの勇気で踏み出せたかな 今は、今はただ空を見上げている 列車に揺られて歪む輪郭、 溶けだす記憶 僕はいつからここで、 何を待っているのか? 変わることも失うことも 僕は初めから一つも 手にしてないのに 不安と後悔が喉に詰まって 苦しくて、 届かぬと知ってなお進むよ 今も一千光年先の光が 僕らの夜を照らすように あなたの未来へむけて 千年の明かりを灯したら 終着駅の向こう側 きっと僕らのいないエピローグで あなたにわかるはずもない 愛の歌を流すんだ