あなたを離す腕が 震えた さよならのベルを 壊してしまいたかった 軽やかになったショートヘアーが 揺れた 永い春を手のひらに 仕舞い込んだ 駆け出した排気ガスの街を 残る希望はわずかイチグラム やり場のない気持ちに声が咲く 走る風になるまで遥か遠く あなたを示す胸が 疼いた 甘い運命を知りすぎた せいかな 鏡の向こう散らかった 生活だ 「ただいま」の声も セリフに聴こえた 会いたいなけどまだ会えないや 刻んだ時だけが無情に去る 染まれないジブンにまた焦る 派手なヒカリが星をまた隠す 「守れるはずのない約束は しないで」とアナタが向こうで叫ぶ 帰れない理由をまた探す 好きなはずのユメなのに嫌気が刺す 駆け出した排気ガスの街を 残る希望はわずかイチグラム 涙したボクを側で微笑う アナタの幻で満たして歩く 遥か遠く 残る希望はわずかイチグラム 風になるまで遥か遠く 残る希望はわずかイチグラム 風になるまで遥か遠く