どこまでも 止まることなく 走ってきた道 振り返るまで 気が付かなかった こんなにも 誇るべき事 恥じるべき事 振り返るまで 気が付かなかった 後悔で埋めた轍 投げ捨てられた名誉 救いの手も振り払い 息だけ切らして 何も なくなってしまった それだけを繰り返してきたんだ そしてまた すぐ ほら 何も なくなってしまうな これからどうすれば良いのかも 解らないまま 走って ころんでも またすぐ立ち上がれば そこに何か あるかな 時は経ち 歳を重ねて 落ちたスピード 振り返られる 余裕も出てきた 街灯ひとつにも 照らされることない この道すがら 悩み続けていられるならば それだけで 何も なくたって良いや それでまた繰り返してゆくんだ そしてまた すぐ ほら 何も なくたって良いさ これからどうすれば良いのかも 解らないまま 歩いて ころびそうなとき すぐ立ち止まれば そこに意味が あるはず なくても また