大人になるにつれ 時間に追われ丁寧ってのも 忘れて自分にも優しくないや 大人になるにつれ 切り離される心と体 繋ぐにはお金もかかるしさ でもふと思い出す 傷口には甘いものを 喉の渇きに優しさを 酷いこと言い合った夜 互いで泣きあった目覚め 必死にあなたが守ったもの 私が守りたいもの 景色は違うけどもさ 今もきっと同じだよね 何もない冷蔵庫の中 当たり前だった沸かした麦茶 ありがとうを伝えたいのはあなた あたたかいって温度じゃないよな 当たり前ってどこにもないよな ありがとうを伝えたいのはあなた 汚いこと忘れ 手を差し出した同郷の匂い 勤しんで苦しいのも覚えてたいや 枯れてた花瓶に触れ 蘇る記憶装置スイッチオン 繋ぐには辿るシナプスを自ら 動かした 自転車を動かしたこと 転んだ膝に絆創膏を 消しゴムのカスを丸め 作った練り消しだって 必死にあなたが守ったもの わたしが守りたいもの 消したりしはないからさ 今もきっと同じだよね 何もない冷蔵庫の中 当たり前だった沸かした麦茶 ありがとうを伝えたいのはあなた あたたかいって温度じゃないよな 当たり前ってどこにもないよな ありがとうを伝えたいのはあなた あの時のありがとうは側に 時をいくら経ても変わらない お揃いのグラスに 注いだあの日の麦茶 補助輪を外して手を振った 気付かない私を見て 大袈裟に手を振った 乾いた体 染み込む汗 思い出した オフィスの机 今日は淹れたてのコーヒーを 忙しない過度な日々さえも くれたよねほろ苦い目覚め 今も同じだよね 何もない冷蔵庫の中 当たり前だった沸かした麦茶 ありがとうを伝えたいのはあなた あたたかいって温度じゃないよな 当たり前ってどこにもないよな ありがとうを伝えたいのはあなた
