京の空から

歌詞

ごめんね 明日からは袖をつかむこともないと 思いながら これが最後だと噛み締めた 京の町へ旅立とうとしてる あなた 気付いてたよ 慣れた頃合い 振りほどいた 夢ではまだ恋してたわ 目が覚めると 枕許に残る香りも 色褪せていた たおやかな優しささえも離れてゆく あぁ、そばにいてくれませんか あなたからの「好き」だけが 悲しさに変えられてたんだ でも もう もう変わらないよ 抱きしめてからの「好き」だけが 愛しさに変えられてくんだ でも もう もう愛せない 京の町の風 ふわりと通り抜ける横 並んでる影 見つめて あなたからの「好き」だけが 悲しさに変えられてたんだ でも もう もう変わらないよ 抱きしめてからの「好き」だけが 愛しさに変えられてくんだ でも もう もう愛せない 分かち合うものもない 傷つけ合うこともない わたしはただ覗いてた 奪うこともできない幸せを いつか伝えようとした 二人の壊れそうな未来 ごめんね 素直じゃなくて あなたからの「好き」だけが 悲しさに変えられてたんだ でも もう もう変わらないよ 抱きしめてからの「好き」だけが 愛しさに変えられてくんだ でも もう もう変わらないよ 強がってばかりで バカを見る バカを見るの 何も言わないで こんなわたし わたし 嫌になるわ 欲しがって消えそうな 夜明けから 夢を見るの どうか覚めないで こんな気持ち　これが最後ね こんな気持ち　きっと最後ね 寄り道で滲む恋 京の町へ消えていった 風に溶かされた 残り香