悲しみの海に 君は沈んでゆく 暗い藍色の底に 見えない涙こぼす その痛みを知って それでも すべてを救おうと 思えるほど蒼くもなくて 僕は僕で惑う 愛や夢なんて どこにもないって 冷たい海で 凍える君の せめて 孤独に その悲しみに 寄り添えたなら 深い 深い 青に 僕も 染まるくらいに 両耳を塞いで この世界を遮ぎったって 内なる君の鼓動は 聴こえてくるだろう 愛されていた そのはじまりを 信じられたら 傷ついていても 歪む景色の 向こう側へと 泳ぎ出せるから 止まない 君の音が 僕に広がる <♪> 愛や夢なんて 言葉じゃなくって 冷たい海で 凍える君の いつか 孤独を その悲しみを 分かち合えたら 光の浮かぶ水面に ともに還ろう