あれは十四、五の ほのか照れ隠し ふたりで歩こうと決めた川ではないけど いつのまにここに いつのまによそに 水玉模様の僕は 両手をふり返す ただとおりすぎただけ 君がまわるため どこ吹いた風でした くるりかざぐるま 幸せだから、と 急にいい人に いつか帰ろうと決めた町ではないけど いつのまにかわり いつのまにふたり 幸せな夢の中で きれいに泳げたの ただお目にかかるため 君がまわるため どこ吹いた風でした くるりかざぐるま ただ遠くはなれても 君が笑うため どこ吹いた風でした くるりかざぐるま 待つことも恋でした くるりかざぐるま 君が沈むまで 僕と沈むまで 幸せな夢の中で きれいに泳げたの