白いバスタブの中 抱いていた裸のまま 膝 皿に水滴落ちた 伏せていた顔あげた 冷めていく湯船に沈む ぼやけていく目 底に積もる 雪みたいだ 少しだけ揺らしてみよう 白けていたこんな街にも 訪れていく変化 そんなことさえ 意味があるというのなら 息苦しいと思う僕は 指紋だらけの壁に手をついた スノードーム 手のひらから抜けていく熱 換気口 静かな轟音 底に積もる 雪みたいだ 少しだけ揺らしてみよう 白けていたこんな街にも 訪れていく変化 そんなことさえ 意味があるというのなら 息苦しいと思う僕は 指紋だらけの壁に手をついた スノードーム 誰もがみんな僕を忘れたとしても 僕はいつもここで待っていると 約束しよう そんなことさえ 意味があるというのなら 息苦しいと思 う僕は 指紋だらけの壁に手を着いた スノードーム