特別って思った 永遠みたいなその手を 真っ直ぐに目を見て 差し出されたその手を 握り返したのは 誰より無邪気な僕だ 終わりだらけの世界で 取るに足らないと知って 今はもう諦めていたはずなのに 怖いな 今日だって性懲りもなく 信じてみたくなるから 握りしめたものを なくすことを知るまでは なくしたくなかった この目に映るすべてを 終わりだらけの世界で 受け入れて生きていくとして 今はもう昔話になったのに 痛いな もう一度抱きしめたい さよならができるなら 終わりだらけの世界で 君の手を取ろうとしている いつかまた 離さなきゃいけないけれど だとして、それがなんだ? 分け合った優しさを 付け合った傷を 君に届かない声で 永遠と呼ぶのだろう 僕は僕で 君は君で それはそれで永遠だろう