ひとしきり 泣いて 泣いて もがいたあとに きっと幸福がまってる そう信じ続けてきた 始まりはいつも 向かい風だっただろう 辛い悲しいも全部全部 愛して行こう カーテンが揺れて 隙間から除く外は雨 いつまでも泣いても 心は乾かないって 君の下手くそな鼻歌すらも 恋しくなって 置き去りになった部屋に 僕と君のコンタクトケース 「互いの夢を追いかけよう」 なんて綺麗事で迎えた最期 今日くらいは 贅沢をしてもいいだろう 帰り道に見つけた ごまさば定食を 1500円で高かったけど これからは二人分なんて要らないし 初めて食べたのに しょっぱかった味を 一生忘れないだろう 忘れたくもないよ ひとしきり 泣いて泣いて もがいたあとに きっと幸福がまってる そう信じ続けてきた 始まりはいつも 向かい風だっただろう 辛い悲しいも全部全部 愛して行こう いつかこの人生 誇れるよう 今日も生きて行こう 人は出会いや別れを繰り返して 強くなっていくんじゃない 弱さを知っていくんだよ そんな弱さも全て 受け入れてくれた君を 守れなかった 僕はほんとバカだよな きっと世界中どこを探しても 君と巡り会えた事以上の 幸せは見つからないだろう 「わたしには夢がなかった だけどあなたの夢を応援したい って夢ができた」 そんな言葉を思い出して ひとり立ち尽くしてる 駅のホーム 発車のベルが鳴った ひとしきり 泣いて泣いて もがいたあとに きっと幸福がまってる そう信じ続けてきた 始まりはいつも 向かい風だっただろう 辛い悲しいも全部全部 愛して行こう いつかこの人生 誇れるよう 今日も生きて行こう