予報外れの雨に降られ 全身ずぶ濡れで あの日 涙の理由が分からなかったことを 思い出した 信じてないとかじゃなく 待ってるだけの 今が 不安になって読み返した 既読だけついたメッセージ 「女心は秋の空」と 向き合うことから逃げてきたけど キミの心となれば 話は別で ひとつひとつ 読み解いていきたい 顔色を伺うとかじゃなくて キミの中で育ってる苦しさや 大切にしたいと願う全てを ちゃんと知った上で 見守っていたい もしも今日が雨なら 晴れを待つ ひとりの時間だって必要で そうやって ゆっくりと紡いでく絆は 時間をかけただけ 綺麗になってゆくのです 今まで関係なかった街の天気予報を 自分の街のと同じくらいに今は 気にしている そんな風に誰かの幸せを自分のと 重ねたいと願う気持ちを 多分 恋というのだろう 情けなくも寂しがりの僕と 気まぐれで繊細すぎるキミと チグハグな相性だと 知れることがいっぱいあって それはそれで良いや 誰かを思いやる難しさも 誰かを愛しむ喜びも 僕に教えてくれるキミだから いつまでも隣で笑ってて欲しい 明日 雨が降ったら傘をさし 明日 雪が降ったら抱きしめるよ そして幾つもの季節を重ねて その先にある景色を 二人で見ようよ こんな自分なんかと 塞ぎ込んでいる 姿を見るのは悲しいけど それでも僕にできる精一杯が 少しでもキミの勇気になって欲しい キラキラ眩しい朝焼けも 今にも泣き出しそうな曇り空も どれだって愛おしいと 迷わず言うよ 全部が合わさって 大切なキミの空だから 明日 もし晴れてたら手を繋いで たとえ曇り空でも側にいるよ どんなキミの空でもその片隅に 僕がいられるなら それが嬉しい お互い重ねてきた想いの数は 夜空に瞬いてる星のように こうやって 二人 生きる世界を彩る そしていつか笑いながら 語り合おうよ 僕らが歩んできた 鮮やかな人生を