どうしてあなたが 私より先に泣いてるの 誰かの痛みを まるで自分のみたいにさ 優しいからだって知ってる それでもさ 少しだけ 特別になれてたのかな あなたの生き方や 心や 全てを美しいと思うから その光の射す明日へ向かって 私は歩いてゆける まだ手探りで初めて 触れ合ったあの日 息の仕方も忘れてしまうような 暗闇で あなたの優しい手が触れて 初めて私の形が分かる ここにいるよ あなたの優しさが 言葉が 私に明かりを灯すから この温かさを いつでも心に 生きてゆくよ 誰にも量れない この想いも 繋いだ指の強さも 二人が特別だという証だから 確かな意味があると言える あなたの横顔を 仕草を 全てを愛おしいと思うから 確かな約束なんて なにも交わしてないけれど 二人で触れ合って 見つけた ぬくもりを絶やさずにいたいから 世界でひとつの この関係に 今 名前をつけて 私たちだけの言葉で