汗染みのような影を垂らして 棒杭のように立っている 追憶のいよいよドン詰まり 夜空を見上げて立っている 冬の星 しょうこりもなく想うひと 冬の星 しょうこりもなく想うひと もう裏切るまい もう欺くまい もう傷つけまい もう泣かすまい どのツラ下げて? このツラ下げて どの口が言う? この口が言う 冬の星 悔いてもだえるクズなりに 冬の星 悔いてもだえるクズなりに そして俺はまた歩き出す またしても俺は歩き出す うじうじしょぼくれたポエムの ピリオドのように街が見える 冬の星 外道踏みしめ歌ひとつ 冬の星 外道踏みしめ歌ひとつ もう裏切るまい もう欺くまい もう傷つけまい もう泣かすまい どのツラ下げて? このツラ下げて どの口が言う? この口が言う 冬の星