青緑

歌詞

途切れた風があなたを誘って 何度も口にしない言葉を 少しだけ残したグラスに溶かして 心映し出した こぼれた星砂煌めく今夜は 懐かしい初めての想いを 柔らかな海風かすかな香りが 連れて戻ってくる 誰の言葉に彷徨いながら 戸惑いながら生きていたの 熱は酔いしれ ふざけだした蜃気楼 ゆら揺れる波間に願いを散りばめて 遠く果てしない道のりを 照らすように しゃらしゃらり纏った星の音響いて 子供みたいな聞いてほしい話がある 無邪気な夢から憶えた不安に くれたはずの優しさも忘れて いたずらに傷つけた側に居たいほど 霞む月は欠けて 草臥れた日々が繋いだ時間に 何度でも口にしてきた答えは 恋をしたあの日の大人の途中で きっと分かっていた 何も変わらず歪な2人 知念岬の風が舞えば 愛さないこと諦めて続く痛み 空いつか落とした白い雪探した 二度と会えない当たり前を 知らぬふりで ある夏出逢って 青緑の木漏れ日 ふと肌に触れて 壊れそうで 静かに過ぎても 記憶が繋いでゆく ゆら揺れる波間に願いを散りばめて 遠く果てしない道のりが光るように しゃらしゃらり纏った星の音響いて 子供みたいに笑いながら 話してほしい