空を見上げてぼーっとしてる ぼくはペンギン 数えきれない人ごみの中の ただの一匹 もちろんだけど飛べやしないし よちよち歩きさ 出来ないことを数えながら ぼーっとしてる そんな自分がイヤなんだ 空はあんなにも 深く深く澄みきっていて 彼方の空へ 羽ばたくキミがまぶしいんだ 例えばぼくに大きな 翼があったとしよう 彼のゴールはぼくのじゃない ぼくのゴールにはその翼じゃ 行けない 自分の空はこの小さな海 風まかせ潮まかせ流されよう 腹を括れ 一歩踏み出せ 失敗してもいいじゃない 探し続ける ぼくは今でも本当のこと ぼくらペンギンは何処から来たのか 何処へ行くのか それだけが知りたいんだ 空はあんなにも 深く深く澄みきっていて 彼方の空へ 羽ばたくキミがまぶしいんだ 大空舞う憧れのキミは 飛べるけど走れない泳げない ダチョウさんは大地駆けぬける けど空は飛べない泳げない ぼくに出来ること何かあるはず それは キミに出来ないことかもしれない 腹を括れ 一歩踏み出そう なんて素晴らしいこの世界を もの凄いスピードで 泳ぐんだ 泳ぐのさ ぼくの海を 美しいこの海を