Track by石原裕次郎
空は涯てなく 沈んでいても それは 男と男の生きる街 切り裂く様な 凍った風が ぴゅうと あゝ 昔の傷に 滲み透る 河は冷たく 光っていても それは 男と男の生きる街 暗い宿命(さだめ)が 火と燃えながら 今日も あゝ 二人の胸を焼き尽くす 夜が嘆きを 運んできても いつか 男の魂(こころ)に花が咲く 夜明けの風が きらめきながら 明日の あゝ 明日の生命の樹を揺する