こんな小さな世界を 君は旅立ってゆく 今まで仕舞い込んでた アイデアを手に入れて 帰る場所も決め込まず 街を彷徨う君は 誰もが嘆いて捨てた 日常を拾っていた 僕は未だ君のように 旅立つ勇気も無く 静か過ぎる この闇の向こうに 何かを探すつもりさ 君が目指した小さな 駅に降り立つ頃は 冬の記憶と景色が 溶け出しているだろう 今すぐにも全ての事が うつろい行くのだろう 流れてゆく この時の向こうに 何かを探すつもりさ 僕の小さな世界を 君は旅立ってゆく そして新しい日々が 君の手に降りてく 前と同じ様に 前と同じ様に