世界が少し 遅くなる季節に 人はそれぞれの 宇宙を巡りに出る 白い光が 空から落ちてきて その光が 思い出を移した ある人はその白さが 悲しいと呟いて ある人はあの白さが 愛しいと呟いた 全ての願いを 乗せて巡るこの星が 白く染まる日に 君は何を思う? 悲しみ?喜び? 懐かしさが巡る もう戻れない 「いつか」が映り込んだ その白さが 少しずつ 照らし出す ある人はその白さが 悲しいと呟いて ある人はあの白さが 愛おしいと呟いた ある人はその白さに 後悔を見つけて ある人はあの白さに 始まりを見つけた