夕暮れ 君の姿が 茜色に浮かんでた 優しい 夏の風波、 溶けたアイスが滴る 知らないこととの境界線。 知らずにいいことが増えて 見えない心(もの)とは裏腹に 雫が頬を伝った 刹那に照らす 切なく消える 煌めく花火ゆらゆれる その記憶さえ 忘れてしまえばいい 君と繋いだ今がここにあるから 騙すことのできない この気持ちいたずらに戯れる 淡く染まった 夜空の向こう 夏の終わりに見つめてた 刹那に照らす 切なく消える 煌めく花火ゆらゆれる いつか忘れて 「枯れていったとしても」 君と繋いだ今は消えないでいて 夜に咲く花火が揺れる 微かによぎる願いが一つ この幸せが途切れぬように 空に星一つ輝く瞬間