気高さに溺れ 狂おしい日々は まるで長く遠い 昔のことのような感覚 忘れられないから 吐き捨てられたこの気持ちは錆びて 色を失っていく 繰り返しの拒絶 無情にも再び 常闇に押し戻される 己が人生すら傍観 生きるために死ぬのか 死ぬために生きるのか そんな幼稚なことを 毎夜考えては太陽を待つ 太陽にも暴けすらしない この翳りに満ちた 間抜けな夜を数えて 何の意味があろうか 今日も誰かが 約束通り 過去に消えていく 忘れられた 生命だけが 波に飲まれる この生命の 行き先には 何があるのか いつかきっと 日の差した 場所へ行けたら