眠くなる朝日 取れかけたボタン 取り寄せた本 探して 深い穴の先 立ち込める煙 むせかえる程 苦しい 磨いて削る度に錆びた鎖に絡まる 生ぬるい場所から レモン色した月の隙間から刺す光に 背中押された今日が続いたらいいな mn カステラの切れ端を集めたような 足元 踏みしめた時の音 ただ響いた 長すぎる春のような綱渡りを 続けてる レモン色した月がわたしを見て 笑ってる わがまますぎるかな このベッドならば寝返りも打てない Ah レモン色した月の隙間から刺す光に 背中押された今日が続いたらいいな mn 真っ黒な霜柱 呆れたような足元から 踏みしめた音が鳴る 聞こえますか Ah