見上げたら 広がる 優しい青がそこにあって ただそれだけなのに なんで泣きそうなんだろう 傾けたじょうろから こぼれるキラキラに 小さな緑たちが くすぐったそうに体を揺らす いつか実を結ぶ花が 憧れの空に届くまで 幸せだけ感じながら 育ってゆけたらいいのになぁ 吹き抜ける風の中 私はひとり立ちすくんで ただ空を見ていた なんで泣きそうなんだろう しゃがんだ足元見たら 右足の親指に 迷ってしまったアリが その背中には荷物しょって なりたい自分になるまで まだまだ道は長いんでしょ こんな点みたいなとこで めげてる訳にいかないよ 見上げたら 広がる 優しい青がそこにあって ただそれだけなのに なんで泣きそうなんだろう 見上げたら 広がる 優しい青がそこにあって ただそれだけなのに なんで泣きそうなんだろう なんで泣きそうなんだろう いつだって 確かに 優しい青がそこにあって ただそれだけなのに なんで泣きそうなんだろう なんで泣きそうなんだろう なんて優しい青だろう