僕の言葉をさらって 夜汽車は走り出した 野蛮なこころを燃やして 密かに生きて行こう 沈黙だけが僕らの恋人 胸が張り裂けそうさ 君をおもうだけで 正しい言葉を捨て去ったあとで 抱きしめてよ 声にならない声で何度も伝えるよ 散々なこの想いを君と交わせたなら うれしいよ 大粒の雨に降られてぼんやり 立ち止まったり 獣みたいな夕日にじりじり 焦がれながら 試されてるよ 一秒ごと いつでも 汚した服を脱いでふたりで 旅に出よう 正しい世界が消え去った夜に 待ち合わせて さあ行こう 胸が張り裂けそうさ 君をおもうだけで 正しい言葉を捨て去ったあとで 抱きしめてよ 声にならない君の声が 僕には聴こえるよ 散々なこの想いを君と交わせたなら うれしいよ