味気ない毎日から 抜け出そうと傷を抉る 僕らは聞こえていた 瞳が死にゆく音を あの頃の記憶が薄れてゆく あの夜の痛みが近づいてく もう一度この手で掴めるなら 少し赤く弱いままでいい 僕らが落とした正しい音で 抜け出せない毎日だから 少し怖くなるのだろう 僕らは聞こえていた ココが割れゆく音を あの頃の記憶が薄れてゆく あの夜の痛みが近づいてく もう一度この手で掴めるなら 少し赤く弱いままでいい 少しだけ汚れたこんな指じゃ 影すら映せやしないのだろう 今更一人を怖がるのなら 僕は少し強いままでいい 僕らが落とした正しい音で