西日が揺れる 12月のカレンダー 掃除機休め ぼんやりと数字をみてる 白いマス目に 想い出を塗り込んで めくっていった あなたとのまぶしい日々 秋風の駐車場 さよならを確かめた 過ぎ去ったあの日には もう戻れないのに 今も壁からはずせない カレンダー このまま年が明けそうな 溜息ひとつ かなうなら 8月の桟橋に帰りたい ふと愛に射した影 そっと拭い去るわ 今も壁からはずせない カレンダー このまま年が明けそうな 溜息ひとつ 一日ずつは あんなにも長いのに 残せたものは あなたとの想い出だけね 心を映す 12月のカレンダー 忘れたいのに懐かしい あなたの笑顔