遠くに聴こえた雷 ぼくらそれと一緒に夜を過ごした 甘いメロディが紡ぎ出す まわる舞台がここにある 静かな海辺のような風景 ときどきそこにみんな集まる 知らず知らず吸い寄せられ何も 喋らずに ただ涙を乾かす風を待つ 落ち葉の日々 静かな海 あたたかい砂の上を歩く 夏は終わりこぼれる光 やさしく波打つこの気持ち 暗闇駆ける魂を持つ どんなときにだって光を愛す 夢の中でくちづけしてはっと目が 覚めて とても残念に思う朝 いつかはきみに風が吹く いつかは穏やかな雨が降る だれもいないなんにも 見えないこんな場所にこそ きっと太陽は顔を出す 落ち葉の日々 静かな海 あたたかい砂の上を歩く 夏は終わりこぼれる光 やさしく波打つこの気持ち