Track by渥美 二郎
<望郷酒場> おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤィ 「田舎なれどもサーハァエー 南部の国はヨー」 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の面影が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤィ 酒に溺れてヨー やつれてやせた 故郷へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤィ