このままで いたいのに あなたが遠ざかる 心が寒い いのちが寒い 霧の港町 涙 涙かくして 見送れば 泣きたけれゃ泣きなよと 海猫(ごめ)が啼く あなたがいない 明日がくるのね みんな夢の中 どうすりゃいいの どうすりゃいいの 霧笛鳴らし 船が出る 愛されて いたいのに 届かぬ恋なのね 秋から冬へ 女がひとり 霧の港町 すべて すべてつくして きたけれど 欲しいなら 命だって あげたのに いいことばかりが あふれてちりじり みんな霧の中 どうすりゃいいの どうすりゃいいの 暗い波間 夢が散る 涙 涙かくして 見送れば 泣きたけりゃ泣きなよと 海猫が啼く あなたがいない 明日がくるのね みんな夢の中 どうすりゃいいの どうすりゃいいの 霧笛鳴らし 船が出る