受話器を取って(受話器を取って) ため息ついて(深い吐息) 古いアドレス帳を(忘れかけてた) 開いてまた閉じたよ(てのひらに) おんなじ街に(朝陽の部屋に) 住んでるのかも(あの街角) もう知らないくせに (逢えないくせに) せつなさが消えないよ(いつまでも) 短い恋をきみも 繰り返し あれからひとりでいると聞いたけど 信じてきみを預けられる人 見つけられたかい?元気ですか? <♪> きみの淋しさ(あんな淋しさ) ぼくのわがまま(むきになって) ふたりを奪い合い(傷つくくらい) 恋の糸が切れたね(あの夜に) すぐに翼を(すぐに心を) 傷める小鳥(弱い小鳥) だれが守るのだろう (見守るのだろう) 心配になるんだよ(離れても) 迷子になったように ぼくも今 自分を 確かめながら歩いてる ひとりの部屋で遠い想い出が 揺れるそんな夜 眠れますか? <♪> 流れる時間の河を きみが乗る小舟は 遠くぼくから離れてく それでもぼくはきみの笑い声 今も聞こえるよ元気ですか?