蒼い月影の夜 淀む水たまりに 映った悲しい顔に 石を 叩きつけた 君の気配が近づく 鼓動が速くなる ささやく瞳を残して 香りがすれ違う くわえてる煙草が 静かに燃えてく WOO…… なにから始めればいい それもわからなくて きみを想う気持ちが先に行こうとする 揺らぐばかりの心に 僕は 惑わされて たったひとりの部屋から 月を見あげている うつ向けば 涙が こぼれそうな瞳 これ以上 隠しきれやしない 孤独な月の満ち欠けを 何度も 僕は見つめた 悲しい煙の中の 想いを ねじ消して 孤独な月の満ち欠けを 何度も 僕は見つめた 悲しい煙に変えた 想いを ねじ曲げながら 漂う君のまぼろしが 指先にからむ