コーヒーを飲んで 苦すぎると文句たれて しかめっ面して また笑う彼を見てた その声が少し 大きかったものだから 喫茶店のマスター 何度もこっちを見てた 咳払い 閑古鳥 めがねの奥からの視線も 関係ない あなたがいい お勘定が済んだらジャングルへ 手をつなぐと感じれる 彼の腕も急ぐ呼吸も 早くなる バレている 私の手の温度も呼吸も 夜はとっぷり更けて よい子達はみんな帰って ママとシチューの香り あったかいベットでおやすみ 帰られない私に 付き合ってくれたあなたは 冒険ごっこだとか言って おちゃらけてくれた つま先がかじかんで あなたの顔をふと見ると 紫のくちびるして 笑って寒くないかって 抱きしめてくれた 手をつなぐと感じれる 彼の温かさ全部 泣けてくる バレている 指の跡つくくらい握り締めた手 取り出した チョコレート はんぶんこに分け合って 腹ペコの 私たち あんまりのおいしさに 感動したよね 手をつなぐと感じれる 彼の笑顔 その瞬きも キラキラと沁みこんで ずっと奥まで繋がっていよう