騒々しい世界で あなただけを愛してた 咽せるような痛みも 抱きしめて 嘘だらけの世界で あなただけ信じてた 溺れさせて 其の慈愛で 愛なんて露も無いと鳴いて 縋って生きてはならないと知る 蒸し返す希望と失望に 翻弄されながら 訪れる事のない 雪解けを待つ もう二度と微笑みはしない 騒々しい世界で あなただけを愛してた 咽せるような痛みも 抱きしめて 傷だらけの心に せめてもの夢を見せて 溺れさせて 其の慈愛で ひたすらただ綺麗な空 闇がその全てを奪うから 知らぬ間に溶けていった もう何もない いつか見たあの幻影(ゆめ)は 色褪せもせず 春の色──── 訪れることのない雪解けを待つ 咽び泣き震えても延べる手はなく 願うほど遠ざかる麗らかな春 もう一度 微笑みを… 騒々しい世界で あなただけを愛してた 繰り返す痛みも 厭わずに 哀しすぎる世界で あなただけを愛してた 憶えていて 其の慈愛で せめて夢を見せて… 其の慈愛で───────
