ついて来ないでと突き放した 涙見せないよう背を向けて ヘッドフォンの奥流れるトロニカ 潮騒がかき消してく 一人にしてよ きょうだけは きっと酷いこと言ってしまうから 闇を湛えてさざめく水面が 星影を飲み込んでく 出会った頃のわたしは素直で いまよりずっとかわいかったね どうして構うの こんな傷だらけのわたしに もう愛想尽かしてよ 夜風に吹かれて いまに消え入りそうなわたしを どうか抱き留めて やがて朝凪を迎えるまで ここにいたいんだ 愛だとか ごめんねとか ありふれた言葉はいらないから 知ってほしいの まだ幼くて 強がりなわたしを ついて来ないでと突き放した それなのにきみはここにいる 膝を抱えて俯くわたしの 隣で何も言わずに 季節が流れて いつか忘れそうなこの日を ずっと覚えてて 燃える朝焼けを眼に刻んで このまま 夜風に吹かれて いまに消え入りそうなわたしを どうか抱き留めて やがて朝凪を迎えるまで ここにいたいんだ そばにいたいんだ 二人でこれからさ 何をしよう いまはただ 眠たいや
