Track byShe Her Her Hers
長いトンネルの向こう側 そっと灯る優しい光 悲しみ 共にしたから 安堵の深さを憶えてる 季節の隙間に こぼれ落ち続ける 人間らしさを拾う 誰にも聴こえてはない けれど確かな 生命の咆哮 憂いの荷物に穴が開いた そこに偶然 必然もなく ただ風は吹き続ける 言葉より先に 溜息で泣くだろう 生き延びた証 飼い慣らした孤独や 咀嚼できなかった重さ全部が 優しい嘘になって 剥がれてく 消えない波紋 身体に纏う頃 わたしは宙に浮いている