今夜こそはおまえに 告げなくちゃいけない 俺がどんなに 俺がこんなに想っているかを 最終までもう少し 時間があるんだ 何をいおうか どう切り出すか考えている I can't say どうしても俺にはいえない I can't say おまえになんにもいえない 待合室は寒い だけどこころは熱い あと三分か あと二分かでおまえが降りてくる うまく笑えるだろうか 自然にふるまえるか いくら悩んで 考えたって詮のないこと I can't say どうしても俺にはいえない I can't say 簡単で分かりきったことなのに I can't say どうして、俺にはいえない I can't say 若僧がたやすく口にしてるくせ へたくそな口笛で ブルーズを吹いてみた コンクリートの壁に響き そして、燻りつづけてる I can't say 何本目の煙草だ いつ火を点けたんだ 吸殻みたく いつも気持ちを揉み消すばかり 二十四のブルーズよ あの娘の耳に届け 俺の願いと 俺の祈りが躓く前に I can't say どうしても俺にはいえない I can't say おまえにただ一言だけ I can't say I can't say I can't say I can't say プラットホームにゆっくり 降りてくる 降りてくる 降りてくる Oh, No