「ねえ、いつかまた会えるからね」 まやかしを君は信じるの? 私、生きたかったのに、さあ? これで、終わりだなんて。─── 命あるものの日々を憂いに裏切って 生きる意味を見失なってることに、 酔っている。 浅はかな自暴と、「わかってた」 とか、嘘ばかり! どうして君は、生きているの? 君は、ひとりでは生きていけない。 どうして君は、泣いているの? 孤独な君が生きるわけ、ない。 「過ぎゆく形の一つだ」 と説く者もいて。 ……少し、素敵かもね。 どうして君は、生きているの? 君は、ひとりでは生きていけない。 どうして君は、泣いているの? 孤独な君が生きるわけ、ない。 頑張って死に近づいて、 本当は分ってない。 読んで欲しい、彼の言葉。 そうだよね、解るよ。 だって、私って、「解ってない」。 生きなさい、あなただけは。 「ねえ、いつかまた会えるからね」 落ちてく視界に落ちてくの。 私、生きたかったのに、さあ? これで、終わりだなんて。───