無軌道を描く足跡でも 進み続けた ほつれそうな心で どこから来て どこに向かう? 何を信じて 生きていくの 道標も 地図もなくて フラつく足で 生まれた地球(ほし)にいる はずなのに何故か 本当は僕だけが 違う星から来たみたいなんだ 途切れそうな 信号(ことば)でも繋いでほしい その音で 羅列を刻む言葉たちが ジリジリ焦げる 紙を擦る熱が 狼煙になる ここにいると 空へ高くのぼってく 荒野に立つ雛のように 胸震わせて 生まれた地球(ほし)だけ 同じだけだった 僕と君なのに 音の中でなら 話せたんだ ぽつりぽつり とめどなくなってく信号(ことば) 無限に舞って 果てのない空虚へと 応答もないままに 投げ続けた声 それが嚆矢になっていた 生まれた地球(ほし)にいる はずなのに何故か 本当は僕だけが 違う星から来たみたいだった それでもいいよ 君と響きあえるなら その音で