だんだん暮れてく夕陽と二人 だいだい色は藍に染まる途中 じわじわ伸びてる二つの影に ただただ気づかぬふりの帰り道 あんなに求めた笑顔の横で 時々何やってんだろうって思うの 「なぞなぞです」と誤魔化し 尋いてみる 「近づけば 遠ざかるものってなに?」 「あのね、」の続きが言えない 切り出したら 全部なくなってしまうのがわかるか ら なんでもない毎日に なにもかもが詰まっていたんだね わけもわからず突然 なみだ この白線から落ちたら ゲームオーバー シャカシャカコンビニ袋と君と 結局どっかで途切れてるのに 落ちないように笑って 馬鹿みたいです 「またね、」じゃなくて 「さよなら」を 伝えなくっちゃってわかってるのに 思い出が邪魔をする 大好きな笑顔がなぜかまっすぐ 見れなくなったの 身勝手でバカな私 ゆるさないで 「あのね、」の続きが言えない 切り出したら 全部なくなってしまうのがわかるか ら なんでもない毎日に なにもかもが詰まっていたんだね ダサいラブソングみたいだよね 夕風で揺れる 君が好きっていうから 切ったこの前髪が愛しいよ 大好きな笑顔をいつか忘れられる 日が来るかな 今日こそ言うよ「またね、」 じゃなくて「ばいばい」