夕立ダダダダダッ 突然の大雨に 走り出す人々 びしょびしょ濡れながら 屋根を探した きっと二人はいつまでも たどり着かない 夏はまだ始まったばかりなのに いつも終わりをイメージさせるよ 湿った空気 売店の「氷」の文字が揺れる 何か喋るそばから 僕らがいる景色が 思い出に変わってゆく そんなことは 君は一つも気にしてないみたい 普段着の君 去年よりも オシャレになった 明るく見える笑顔 きっと僕のためじゃない 変わることなんかないのに (君が好き) 夕立ダダダダダッ 突然の大雨に 走り出す人々 ダッシュ ダッシュ 無意識に つないでいた手 たとえ君は気まぐれだとしても 僕のこの胸の ドキドキは誰も 邪魔できやしない びしょびしょ濡れながら 屋根を探した きっと二人はいつまでも たどり着かない