どれくらい泳げば辿り着くの 記憶のプールの向こう側へ あなたの影を追いかけながら 行ったり来たり 帰る手立てのない場所 誰も知らない あなたを好きに なったことを 後悔して 言えば良かった 知れば良かった 今でも 思い出にできないまま ありのままで 生きていくことの 難しさを 椅子を挟んで 眺めていた 日の暮れるのを あなたの横で You'll never know how much you mean to me 東の空に飛行機雲 あなたの街は晴れてますか いくつも涙が乾いていっても 何もなかったようには 戻らないけれど 誰も知らない 私だけの 秘密があるの いつになれば 安らぐのだろう 癒されるだろう 今でも 思い出にできないまま この先ずっと 自分への嘘を 忘れないでしょう 呼びかけていたい あなたの名前を 届けることは 出来なくても 風が冷たい 目の冴えた夜に ぼんやり月を 眺めていた