優しい拒絶のように 白い吐息 あなたの短い言葉 冬の廊下 淡々と立ち去ってゆく 線を引くように 「待って」って呼び止めたいのに また今日も言えない ねぇ 触れてみたいよもっと ありふれた常識はいらない そう見つめるほど ほら あなた遠ざかる もう 悔しくてさびしいよ でも気づけば目で追ってる 呆れるほど ただ本気の恋をしてる あぁ 新品の白い消しゴム カバーの中小さく名前書いた 誰にも触れられず使い切れたら 叶うおまじない 制服のリボン解いて この不自由脱いで あぁ 煩わしいよぎゅっと 抱き寄せられてみたいのに そう願うほど ほら あなた困るの 灰色の鳥がびゅっと 目の前を翔び立ってく 本気の恋は 白か黒かだけじゃないよ もうすぐ春が来る このまま季節めぐって さよならなの…?あぁ ねぇ触れてみたいよもっと ありふれた常識はいらない そう見つめるほど この気持ち熟してく もう悔しくてさびしいよ 秘密ひとつも作れず 泣きたくなる 私本気の恋をしてる あぁ…