Say!ハローハローハロー

歌詞

花の美しさを音にしたり 空の青さを言葉にしてみたり 石と石を擦り合わせた時 その響きをずっと聞いていたり 流れ行く星を追いかけたり 除雪車の音に怯えたり これは小さい頃の僕の話 出発点をたどる話 父さんの研究室に向かう 一番小さい頃の記憶 たくさんの研究書、 たくさんの解剖書 カエルやマウスの実験道具 直視できずに目をつぶってた 血を怖がってちゃ 医者になれない 父さんは笑いながら話してた それから随分時が経った 物心ついて進路に揺れてた 音楽室のギターを爪弾く 先生はいつも褒めてくれた 鼻歌のメロディは まるで宇宙みたいだ 音楽とメディカル 言葉とサイエンス どちらも出発点は 同じだと知った ピアノ上の埃が キラキラ舞った say! ハローハローハロー 夢見てたあの頃 同じじゃなくても ハート揺らす音色 say! ハローハローハロー 大人になっても 追いかけてる音色 それが俺の仕事 父さんの仕事はどんな仕事? 一度だけ聞いたことがあった 「命を救うだけが仕事じゃない」 いつになく真剣にその目は語ってた 1994 震災の頃 線路づたいに広がった光景 目を覆うような瓦礫の山 待つ人のため 先へ進む 父さんの仕事はどんな仕事? 一度だけ聞いたことがあった 「そうだな、俺の仕事は… 命を整えることが俺の仕事だ」 父さんが握った命のメスは 俺が手にした心のペンより 重いのかもしれない あの日からずっと今も 歌い続けてるのは 「君のハート揺らすことが 俺の仕事だからさ」 say! ハローハローハロー 夢見てたあの頃 同じじゃなくても ハート揺らす音色 say! ハローハローハロー 大人になっても 追いかけてる音色 それが俺の仕事 say! ハローハローハロー 君を揺らす音色 say! ハローハローハロー 未来照らすライト say! ハローハローハロー どんなときも ハート揺らすことが それが俺の仕事 say! ハローハローハロー 夢見てたあの頃 同じじゃなくても ハート揺らす音色 say! ハローハローハロー 仲間 バンド 愛する人 どうもありがとう say! ハローハローハロー 朝のエアーポケット 人生は長いぞ まぁ、気楽に行こう そう言える日常 そんな日は最高 大好きなあの娘を 思い出して眠ろう