君が投げ返してくるボール 日毎 速くなり 今ではオレより背も高くて 何だか眩しい だけど話し始めると まだ頼りなく子どもで… 明日の朝早く 家を出てく息子 遠い街で ひとり暮らす君の無事を いつも祈ってる 君が鏡にむかい口紅ひいてる姿 母さんの若い頃に似てきて 何だか眩しい 今夜のデートの相手は 前の奴よりマシだろうか 空高く 飛び立ってく娘 美しく 翼ひろげる君の幸せ 深く祈ってる 妻とオレ コーヒー片手に 時間が止まったよう いつか遠く 憧れてた場所 どこか遠く 陽のあふれる場所へ 出かけよう 二人で そっと あの頃の夢をたどって