後悔を連れて歩く 記憶ってリードで連れ回して 急に吠える犬は恐ろしくて そのうち後ろから不意に噛み 付かれるの 諦めたからお手をすんのさ 顔見たくないから伏せをすんのさ 君にこびりついた不幸の臭いを 嗅ぎたくないから舌を出すのさ 尿をかけたとこで見せびらかして 僕の場所なんだと嬉しそうに 澄ました顔してこっち見んな 尻尾振って手叩いて喜べよ 仰せのままに名前変えてダーリン 仰せのままに歌詞変えてダーリン 仰せのままに屈んでダーリン 仰せのままに語ってダーリン 知識に飼われてまた遠吠えんのさ 使い切れてない語彙また吠えんのさ それを見た犬は口角上げてさ 馬鹿なふりしては舌を出すのさ 好きという餌を前に涎垂らしてさ 踏み躙ってはまた不意に述べんのさ 分かったふりしてはまた述べんのさ 「この曲は人生だ口を出すな」 諦めたからお手をすんのさ 顔見たくないから伏せをすんのさ 君にこびりついた不幸の臭いを 嗅ぎたくないから舌を出すのさ