茜色の夕陽を電車の窓から ふと眺めていた 川と空が滲んで暮れていく景色に なぜか涙が溢れていたんだ 四月記憶思い返す あなた出会い言葉を交わす 無知な私不器用なまま ふたり笑いあってたね 不意に風が冷たく刺さる 緑は枯れ、別れよぎる 渡り鳥が鳴いている あなたを想う夜まだ終わらない月に 深くなる 銀河の果てであなたに逢えたなら この願いがいつか砂になって消える 頃 秋風に羽が生えてあなたへと 届けておくれ 荒んでいた心の片隅に 気付けば灯が宿っていた あなたと過ごす時間を望めば 望むほど 過ぎる季節を憂いてしまうよ 忙しのない生活の中 忘れていた、この感情は 確かにある秘めた想い 時間が育てていく いつも貰ってばっかだったね 全部ちゃんと返すからね 言葉で伝えなくちゃ 明けてゆく空をみてただ 考えることは あなたが 元気でいられたらとかそういうこと で もしも 報われずに涙をこぼしてるのなら 秋風にこの歌を 乗せてあなたに届けるよ あなたを想う夜まだ終わらない月に 深くなる 銀河の果てであなたに逢えたなら この願いがいつか砂になって消える 頃 秋風にこの歌を 乗せてあなたに届けるよ もうふたりで歩いて行こう 寒さに凍えたとしても 私はここにいるから ずっと歌い続けるから ひとりにさせないよ もっと明るい場所へ行こう たくさん愛を伝えるよ