嗚呼 思い出よ 変わらないでくれ このままぎゅっと 今だけぎゅっと 離さないで 今でも君を思い出す 夏の⼣暮れに 佇むこの道 商店街の⼀番先の⾓を曲がる 今でも覚えてる あの時のまま ⻘いままでいたかったな 嗚呼 思い出よ 変わらないでくれ あの⼦も綺麗なままでいてくれよ 綺麗なままで残してくれよ 嗚呼 恋と君の眼差しに焦された ⽇々よ 疲れて家に帰ったら 靴下脱ぎ捨てて ⽸ビール開けながら 今⽇あった嫌なこととか全部 押し流すように 喉鳴らし飲み⼲すんだ ⼤⼈になっても 変わらないよ 変わってくれないよ ああ 思い出に押し潰されてく 炭酸の⼀粒⼀粒が⼩さくなって 弾けてゆく ああ 夏の匂いに攫われて ほらまた 切なくなる 炭酸の泡が消えてくように 街はどんどん変わってるのに いつまでも 僕はクズなまま ⾃分が⼀番分かっている 綺麗に汚された今⽇を⽣きて 明⽇に何を叫ぼうか ああ 思い出よ ひとりにしないで あのままぎゅっと 今だけぎゅっと ああ ぬるくなった⽸ビールの 最後の⼀⼝を飲み⼲す 綺麗なままで飲み⼲すんだ ああ 僕は夏に押し潰された まるで 微炭酸 まるで 微炭酸