Track by遊佐春菜
あてもなく さまよう朝 眠れずに 始まった雨の日 ひとりきり とり残され ひっそり 息をしている気分はどう? 閉め切った部屋 扉の向こう 何もわからず まだ目を閉じていたいんだ 微かなざわめきの中 静かに浮かんでいる やがて消えゆく月のように 儚い僕の祈り 窓の向こう 明るくなる空 また目を閉じる だけど気持ちはちがうんだ 冷え切った水晶みたいに 夜明けに浮かんでる よせては返す波のように 泡立つ僕の夢 動き出す街の音 昨日を終わらせる 眩い光の中で 僕はまた目を覚ます