窓を開けよう 耳を澄ませば気づく 静けさの奥 音は溢れてる 見えない粒が 青葉になって 揺れる 運ぶ 季節 感じていたいな 目が回るほどにうつろう日々 たわいない時間を 見逃さないように立ち止まる 風の通り道を心に広げておいて 吹き抜けるたびに 何もなかった頃のように 生まれたままの気持ちが少し 見えるかな 長い夜が幾度明けても 消えない気持ちがあるよ 二度と戻れない 夏の終わり 透明なカーテン 時を遮っていた ゆらめきながら いつだって 遊びに来ていいかな? 心に残ってる君のぬくもりが 重なるよ 風の通り道がどこでも広がるように 視界を開いて 突然迷い込んだ猫が 寛げるように日向を作ろう 終わらない夏がいつでも 蜃気楼の奥 じりじり胸を焦がすまま…