夏の朝畦道 蝉の鳴き声カエルの笑い声 ずっとこのままここで 何年先もって本当に思っていたよ 天使が現れて遠い国への切符 甘い夢と影 いろんな場所へ行ってわかった ここがいちばん美しかった 田舎じゃ光る星も瞬く間に隠れて 蝉になっていたんだ それでもまたね なんでだろうね いってくるよ 一つ歳を重ね 出来ることが増えたり失ったり 時の流れに乗って 鳴きながらずっと飛べる日を 探すんだ もしもころっと死んだなら ここに埋めて欲しいんだ 抜け殻に戻るように そんな日のため生きてみようか 遠い国の暮らし 寂しくなんかないよ でもあなたの声が 「いつだって帰っておいで」 ただいま言えるしあわせ抱きしめる 田舎じゃ光る星も瞬く間に隠れて 蝉になっていたんだ それでもまたね なんでだろうね いってくるよ